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mi1011.net書評:RED
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を愛するようになったか
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書評:RED
山本直樹といえば、ねっとりとした包丁のような漫画家。だと思ってる。

エロ描写は瞬間的にネトっとして、肝心なところでは
感情が思考と衝突して、角が立つような、傷だらけになっていくような、そんな様を描いている
、ように思う。

そんな作者がマンヲジシテ、連合赤軍事件を題材にした新作に
取り掛かっているというから早速読んでみた。
どうやら、ほんまにほんまの話をほんまに書いてるみたいで、
想像以上にカラっとしている。おそらく、これは、後の内ゲバと
呼ばれる、極限状態での人間の醜さ・えぐさが地平からグルグルと
沸き立っていく様をより際立たせるためにそうしているのか。
というより、本来、人間ってこんなもんかもしれんなと。
結局、目的だ、観念だ、思考だ、とかいうてるうちにそこにがんじがらめになって
それがいわゆる組織というものだろうけど、そこにグルグルに囚人のように
繋がれていくうちに、今、自分が何をやっているのか、という意識がやや
遠くなっていくんだろうな。いかなる仕事においても、それが複数を抱えるものであれば、
同様の「当事者だけ分からない奇妙ぶり」だろうな。

ようやく3巻まで来た。まだ、カラカラしてる。いよいよ4巻からじんめりと
してくる予感。なんか、最後の方は本当にめちゃくちゃになってそうで、
愛読者は皆、妙な色めきを経たせることだろう。それもまた人間。


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