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mi1011.net ひとつ、フットボールについて考えてみた
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を・愛する・ようになったか
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ひとつ、フットボールについて考えてみた
炎のような勇気も、屈しないプライドも、眼も当てられない争いも、夢の香りも、言いにくい弱みも、貴方のいいたくない悩みも、悪魔の戯れも、突然のオーガズムも、犬も、一か八かの戦術も、天国から地獄へ落ちるスピードも、未来への気付きも、計算しない抱擁も、何気ないかわい気も、路上の辛さも、重力が認めた無回転も、春夏秋冬も、隠し通す暴力も、分かり合えない議事録も、アウェーの洗礼も、止めることが出来ない自己憐憫も、スペースも、座席の傾斜も、せせこましいビジネスも、血も、わずかな俺の自慢も、無という瞬間も、今を戦う者も、見上げるとそこにある空も、詩人も、引き取り手が見つからない不安も、ふらりと立ち寄る夜も、魅了される罵声も、艶かしいルーレットも、別れも、難しい選択も、軽々しい戦略眼も、黄色と赤の言葉も、ひまわりも、介錯も、百年に一度の無邪気も、予約席も、You Never Walk Aloneも、努力で作られた結晶も、永遠の一瞬も、点差が生み出す険しさも、肩車も、荒々しい語彙も、豚の骨も、旗揚げされたミーハーも、闇も、別れの溜息も、透明な計画も、肩を抱く天使も、つぶらな詐欺師も、鳴り物入りの新人も、時間の約束も、形になった信念も、泥棒も、抒情詩的な睨み合いも、よくある伝説も、観衆の雪崩も、突き抜ける風も、呼吸も、へたくそも、外れた天気予報も、運命も、とっておきの負け惜しみも、愛だの恋だのも、王様のパレードも、地平線も、仕掛けのないトリックも、今年の契約書も、文字に描けない表現も、50円引きも、やり場のない哲学も、海の青も、人の命も、歴史を背負った名前も、銀の紙ふぶきも、視点と論理も、この世で一番辛い職業も、やる気のないポーズも、汚い過去も、鍵をなくした金庫も、やせ我慢する痛みも、物理学者の興味を沸かせるFKも、キャプテンマークの「C」も、惨めな帰り道も、天才画家の売れないスケッチも、「Some people think football is a matter of life and death. I assure you, it's much more serious than that"」も、1986も、ストッキングに隠した掛け金も、誰も近寄らせない苦しみも、近所の眼も、見えないオフサイドラインをくぐり抜ける狡猾さも、無理な体勢も、聴いたことがないリズムも、祈りも、茶色のユニフォームも、無機質な汽笛も、湧き上がるベクトルも、信じられない跳躍も、運も、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫なからだも、コピーしたアイデアも、白紙の台本も、ゆりかごも、ためらわない握手も、札束の皮算も、それぞれの解釈も、子供も、揺れるネットも、簡単な怒りも、圧倒的な才能の前にひれ伏す思い切りも、曲芸も、乾坤一擲も、緻密な間違いも、来る光も、手の使い方も、止め処もない悲しみの果てにある笑いも、「POR UNA CABEZA」も、靴磨きも、虹のようなカーブも、響き渡るタックルの衝突音も、汗も、靴ヒモのジンクスも、明日も、たまにしか見せない技術も、声も、ステンドグラスの色彩も、軌跡も、誰も知らなかった沈黙も、心に立ち寄る紳士も、偶然に出会ったパスも、湧き上がる熱情も、神も、今出来上がったばかりのストーリーも、忘れられない日付も、やがて来る朝も、すべてフットボールの中にある。

信じて頂いてかまわない。
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