無料ホームページ ブログ(blog)
mi1011.netチャーリーじゃないのにチョコレート工場の風景
mi1011.net
または私は如何にして心配するのを止めて人生を愛するようになったか
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
チャーリーじゃないのにチョコレート工場の風景
某お菓子メーカーで工事である。そうはいってもいろいろある。設置工事、移設工事、交換工事。今日は、生産中に蓄積されてきた汚れや歪を直す、そう、それはまるで、まるで・・・風呂掃除。いわゆるオーバーホール、保守作業。それを2日間かけて2台を対象にする。

さあ、やるぞ。30秒後、絶句。いくら意気込んでも絶句。生産されているのはチョコレート。我々の、これからメンテナンスしようとする機械の中をチョコレートが通っていたわけなんだけど、ご存知の通り、チョコレートは熱いと溶ける、では、逆だと?固まる。掃除しようとするわけなんだから、予め、機械を温めてチョコレートを溶かしてもらってれば、すぐにチョコレートを水で流せる。それでは、そうしていなかったら、どうなるか。はい、機械が、固まったチョコレートの中で閉じ込められているということ。はい、これを溶かすのに、3時間。

チョコレートはご存じのとおり、泥のような油だ。それが、ねっとりとエロスな雰囲気で機械から垂れていく。嗚呼、垂れていく。つまみたいとは思わないけれど。それで、ごってりしてる、もはやチョコレートだという認識を忘れた頃に、ずっぺりと取っていく。油は取れない。工場には、洗浄ルームが常設されている。そんなところに、チョコレートまみれで、分解された機械をもっていく。念のためにいう。機械は重い。腰が抜けるほど重い。それを持っていく。熱湯のシャワーをかける。油をとっていく。その作業性から考えれば分かる通り、作業服は油と熱湯でボロボロ、作業靴はぐちゅぐちゅ。腰はがくがく。手はばきばき、あちこち筋肉痛。床はぬるぬる。工具もぬるぬる。バケツは汚水でいっぱい。時は過ぎていく。

そんな工程を延々とやって、また機械を組み付けていく。組み付け方が悪いと、当然ながらいろんなものが漏れてくる。水、油、思い出、情熱。一通り漏れきって、ようやく完成する頃には、無言。工場を出ると、夜の闇と、なぐさめのような雨が待っている。

誰か、代わってください。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。