無料ホームページ ブログ(blog)
mi1011.net熊谷の風景
mi1011.net
または私は如何にして心配するのを止めて人生を愛するようになったか
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
熊谷の風景
タクシーに乗っていると、運転手のオッサンが絡んでくることがある。この絡みも、受け手であるこちらの気分次第で、重くなったり、けだるかったり、うざかったり、する。ほとんどのケース、面倒くさい。週末で直帰とかぐらいの解放感に満たされた限りではないのなら。早く客先に着いて、商談して早く帰りたい。そんな気分をまったく察することもないぐらい、話は転がっていくこともある。

「いやあ、私も50年前ですね、銀座のだるま寿司というところで働いてましてね」と、運転手のオッサン。

「え!?板前さんだったんですか!?」と正しく突っ込んでほしいんだろうが、あえて、そこは、

「ええ」

で相槌を打ち、喋りたいように喋れよというスタンスを貫いてみる。これもまた優しさであるといいたいが、本当のところは、そんな突っ込みをしたくないぐらい俺はしゃべる気はないんだから、頃合いよく話をまとめてくれよというのが、本当のメッセージ。受け止めているようで、そらしている。それが伝えたかったこと。ところが、話は、

「その頃はですねー、Tシャツ一枚で過ごしてましたよ。出前とかねー」

こういわれると、こちらとしては、「そんなにあったかかったんですね、東京って」というのが正しい返事だ。そうはいっても、俺はそんなに話を膨らましたくないし、出来ることなら無言で過ごしたい。とはいえ、「へーえ」といってたんでは、オッサンもちょっと盛り上げようとしてるのに、なんだこの客は。メタボか。という反抗期的に俺はタクシーからづりおろされるのではないか。それはさすがに嫌だ。というか、今、暑い。外は熱砂。タクシーの中はオアシス。立場はどちらが上か、客ではない。オッサンだ。ならば、従うしかない。だから、「そんなにあったかかったんですね、東京って」というといた。不本意な形で弾みをつけてしまったもんだから、オッサンは、そこから

「都内のタクシーはここよりもスピードあげて走ってるんじゃないですか」とか、
「群馬の空っ風で畑を乾かしてる」とか、
「麦が多いから、パスタがよく生産されてますよ」とか、

特に聴きたい訳ではない情報をてんこ盛りで、聴かされて、俺はますます仕事をやめる決意を固めたのであった。

帰り、タクシーを使わずにバスに乗った。
バス停留所の近くで変なものを見つけた。
0911

きっとノアにちがいない
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。