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mi1011.net所沢の風景(前篇)
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を愛するようになったか
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所沢の風景(前篇)
見たいものがある。見たくないものがある。世の中は、概ねそうできている。だいたい、そうだ。この二極が枝分かれて、どうしても見たい、なんでか見てしまう。いや、見たくないけど見えてしまった、見るつもりはさらさらなかったのに、思わずみてしまう。こんな感じに複雑怪奇に好奇心はあっちこっちに浮遊するわけだ。それで、この中で一番参るのは、一体どれだろうか。単純に見たくない、だけではない。見たくもなかったのに思わず目に入ってしまって、後でげんなりする。これが最上級だと思うんだな。

外人と二人で車を走らせた。昼時だ。飯でも食おうか。まあ、どこでもいいから、そのへんの道沿いのガストでもいくか。突き刺す熱、風なき光。だだっぴろい駐車場に、たくさんの先約が入っている。さて、隅の方にでも止めますか。車をバックしながら入れたその時。斜め前の車に異変だ。赤い車。その車の中で、朝昇竜のような小太りの若い女が助手席から猛然と運転席の人間に覆いかぶさってるではないか。キスの真っ最中だ。もう、なんというか、舌を入れていることぐらいは見なくても分かるぐらいの、猛烈さ。笑いながらひく。正真正銘の公然わいせつ。その若さ・ほとばしる激烈なチューは、俺が車を止めようが方向転換しようが関係ない。影響なし。もう少し陰でやれよとか、せめて車を逆に入れて見えないようにしろよとか、そんなことは大きなお世話だ、馬鹿野郎といいたいんだろうな、この女は。ま、とにかく、俺等が飯食って車に戻ってくるまで続けてたら、それって愛だと思うな。とかいいながら店に入っていく。その時、外人が俺にこういった。「OH TWO LADIES!」ツーレイディース?はて。

オーダーしたタイカレーが来て、食しだした頃。また異変だ。なんか、どっかでみたような気がする若い太った女が入ってきた。あれ?ひょっとしてこいつはさっきのやつか。電話する用事を作り、駐車場をそっと覗きに行く。赤い車はある。誰も乗っていない。こいつだ!!激烈チューの主!!。うーん、お下劣やな、いいな。とすっと横切ろうとした瞬間、戦慄が走る。その相手は女だった。二人してハンバーグ定食食ってる。ハンバーグ定食。

くるま
※写真の車は決して本編と関係ないということにします。
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