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mi1011.net2011年03月
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を愛するようになったか
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職場の同僚の風景
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おまえは誰や。
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おしゃれ泥棒の風景
 インテルのウーノ・ゼロ(1-0)に満喫し、ミラノ駅前に帰って来た、俺とお客さん二人。飯を食おうとしたが、日曜でなかなかイタリアンが開いていない。たまたま見つけたお店に入ると、そこそこにうまくて堪能できた。よかったよかったと、お店を出て徒歩10分で着くホテルを目指して歩く。

 「EXCUSE ME!」

はて。

「EXCUUUUUUUUUUUSE ME!」

はて。誰かが呼んでいる。歩きながら後ろを見ると、太った男が「CAN YOU SPEAK ENGLISH ?」と10mぐらい後ろで叫んでる。反射的に「NO」と答えて笑ってしまい、男に追いつかれてしまった。男はモジャモジャの髪型でバナナマンの日村の様だ。薬中のように目の下が黒い。男は再び「CAN YOU SPEAK ENGLISH?」という。またしても、俺は「NO」といってしまう。だからそれだからついてこられるんだっつーの。今度は地図を持っていないかという。地図?あー、地図。場所知りたいんかい。観光客かい。じゃあ、やるよ俺の地図を。どうせさっきホテルでもらったばかりだし。渡してやると、男はそれみながら向かいの道へ渡っていった。なんだったんだろうかとお客さんと顔を見合わせていたまさにその時、やおら、痩せたベレー帽のオッサンと、禿デブのオッサンがすぐそばにいる。

「ちょっと君たち。日本人か。」3人、思わず目を合わせる。

「この近くで、ヤクザがコカイン取引をしているという情報が入っている。我々は警察だ。」

刑事ドラマのように刑事の証明書のようなものを見せるおっさん。「取引が日本円でなされているらしいが、君たち日本円、もっているか?」なんや、このオッサン。という感情よりも、日本円?!という切り口に驚かされ、思わず、そんなもんもってねーっつーと答えるが、普通に財布チェックしだすオッサンたち。見事に怪しい。怪しいけど、なんともいえない雰囲気が漂っている。このオッサンたちは、本当に刑事なのだろうか。どう考えても怪しい。しかし刑事かもしれない。分からない。分からないから注意して動きをみよう。暗黙で3人はそのような動きをしていたようで、財布チェックするものの、ユーロを抜くような仕草はない。一人が財布を匂って、「うん、ヤクの匂いはない」。とぼとぼとホテルに帰り、フロントに事の顛末を説明すると、「警察は警察カーに乗ってやってくるよ。」とひとこと。

後日、財布を匂わされていたお客さんが、なんかお金が足りないと吼えていた。
San Siro!
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地下鉄LOTTE駅から歩くこと20分。ようやく見えてきたサンシーロ。

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洗練された香りの漂うファッションの街、ミラノ。この街に本拠を置くACミラン とインテルFCのスタジアムが、ジュゼッペ・メアッツァ・スタジアム(通称:サンシーロ)である。収容人数85000人。スタンドは3階建てになっており(バックスタンドのみ2階)、いちばん高い場所では地上60メートル以上になるという。スタジアムにはサンシーロ博物館が併設されており、90年のW杯では開会式と開幕戦がおこなわれた。スタジアムはミラノ市の北西に位置している。地下鉄1号線(Molino Dorino 行き)で Lotto 駅下車、徒歩20分くらい。試合当日は地下鉄の駅からスタジアムまで、無料シャトルバスが出ている。またはドゥオーモ広場の西側のマッツィーニ通り(Via G.Mazzini)から、トラム24番(Piazza La Axum 行き)に乗って30分、終点で下車。いずれの手段で行くにしても試合当日はかなり混むので、時間に余裕を持っておいたほうがいい。スタンドの座席は赤、オレンジ、青、緑の3色に塗り分けられている。ミランサポーターは青の2階に、インテルのサポーターは緑の2階に集結する。ゴール裏の2階席はかなり熱い人が集まるので、一般の旅行者は近寄らないほうが無難(どうしてもティフォージと熱くなりたい人なら別)。ゴール裏の1階席には発煙筒や水入りペットボトルが上から降ってくるため、お世辞にも安全とはいえない。また3階席は相当な急傾斜のために、試合を見ていると気分を悪くする人がいるとか。余談だが、3階席まで階段で登るのはかなり疲れるし、キックオフ間際だと時間もかかる。ゴール裏のチケットが安いのは魅力だが、安全を第一に考えたいに人はメインかバックスタンドの2階席がおすすめだろう(1階席は値段が高い)。90年のW杯開催にあわせてスタンドに大きな屋根をつけたのだが、そのせいでピッチに日が当たりにくくなり、芝生の根付きが悪くなったようだ。このため年に何回かは芝生をはり替えているという。おまけに巨大な屋根のせいで換気が悪いため、大観衆がいっせいに発煙筒を焚いたら2階よりも上の席からは10分くらいグランドの様子が見えない(マジな話)。しかし、サンシーロの外観は芸術作品の域に達しているといえるほど美しいものであり、構造上の欠陥を抜きにしてもその偉容は一見の価値がある。
 
 イタリアのスタジアムには多い陸上トラックがここにはないので、ピッチ全体が非常に見渡しやすいのも特徴といえる。なおスタジアムはミラノ市の所有となっているのだが、その利用料が高すぎるためにミランとインテルとが共同で買い取る動きをたびたび見せている。しかし今のところ合意に至ってはいないようだ。(制作者付記:WOWOWで放送されているジョン・カビラのフットボールプラスによると、サンシーロの年間使用料は約8億円だとか。これをミランとインテルとで折半しているという)

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インテルVSレッチェ、午後3時キックオフ。座席は37ユーロで中央のちょっといい席。

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響き渡るインテリスタの怒号

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静かに自己主張するアウェイのレッチェ応援団

さん6
レッチェのインテルへのファールに主審・ダニエレ=オルサトがスルーした時の観衆

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ゴール直後の観衆

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得点者(インテル):ジャンパオロ・パッジーニ(後半7分)。選手名の連呼が10回ほど続く

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後半35分に交代する10番のスナイデルへの観衆の拍手

Lo sai per un gol
io darei la vita….la mia vita

Che in fondo lo so
sarà una partita….infinita

E’ un sogno che ho
è un coro che sale….a sognare

Su e giù dalla Nord
novanta minuti …per segnare

Nerazzurri
noi saremo qui

Nerazzurri
pazzi come te

Nerazzurri

Non fateci soffrire
ma va bene… vinceremo insieme!

Amala!
Pazza Inter amala!
E’ una gioia infinita
che dura una vita

Pazza Inter amala!

Vivila!
questa storia vivila
Può durare una vita
o una sola partita

Pazza Inter amala!

E continuerò
nel sole e nel vento… la mia festa

Per sempre vivrò
con questi colori…. nella testa

Nerazzurri
io vi seguirò

Nerazzurri
sempre lì vivrò

Nerazzurri
questa mia speranza
E l’assenza
io non vivo senza!!!

Amala!
Pazza Inter amala!
E’ una gioia infinita
che dura una vita

Pazza Inter amala!

Seguila!
in trasferta o giu’ in città
Può durare una vita
o una sola partita

Pazza Inter amala!!!

Là in mezzo al campo c’è un nuovo campione
È un tiro che parte da questa canzone
Forza non mollare mai!!!

AMALA!!!

Amala
Pazza Inter amala!
È una gioia infinita
che dura una vita

Pazza Inter Amala!!!
Pazza Inter Amala!!

AMALA!!!!


2011年3月20日(日)
15:00会場:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ

インテル 1-0 レッチェ (前半0-0)
ミラノの雨
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欧州出張、はじまりはじまり。出たとこ勝負で大和魂。
無防備都市の風景
電力不足だから夕方から予測不能の停電になるかもしれないのでみんなあんまり残業しないで帰ったほうがいいよ的空気を醸し出したアナウンスが、先程、会社のあるビルの中で流れた。原発がうつったテレビをおいて、仕事する。玄関にはマスクとヘルメット。怪我人が多数出ていても、国は発表しない。コメンテーターは全然大丈夫と連呼する。全然大丈夫、全然大丈夫。なら、CNNやBBCをみればいい。

そう、もはや、この国は凄いことになっている。
まずい風景
とんでもないことになった。

思っていた通り、2号機が爆発した。そして、東京で放射線量が通常の20倍だ。この線量自体が問題なのではない。これがまだ始まりに過ぎないことが大問題なのだ。他にも、外部損傷レベルの高低よりも、少量でも吸い込んでしまう内部被曝が恐ろしいはず。線量自体じゃないのだ。思えば、政府も東電も最悪の事態をきちんと国民に知らさず、ただただ大丈夫大丈夫と連呼。NHKの解説員も質問の答えをはぐらかし、最重要であるはずの現場での線量数値も具体的に提示せず、挙句にニュースですら、千葉や埼玉での線量は出しても、東京では「直ちに健康を害しません」だけ。ずいぶんと、フィルターをかけてくれるものだ。こうした、「知らせなくていい」という姿勢によって、おそらく、これから先、多くの混乱を招くことは必至。政府は一体この先どうするつもりか。

それにしても、よくよく考えてみると、こうした「知らせなくていい」とかって、どこかで感じたことあるなあと思ったら、まさに自分が以前に働いてきた職場にあった雰囲気に似ている。想定されるリスクとしてこんなことが考えられるが、今はわざわざそれをいう必要はない。という時に限りって、そんな事態に陥ってしまって、おい、本当は最初から知っていたんだろう、なんで教えなかった!?といわれて、すっとぼけて、のちのち、信用を失うケース。たしかに、こんなことがありうるよというと、それをなんとかしろよ、と要求するのもされるのも、日本人。だから隠すのも、日本人。隠されてとんでもない損害を負うのも、日本人。何事も細かいことを追求し続ける日本人に、今この瞬間に何が一番大事なのか、その見極めを求めることは、日本人にとって、実はとても酷なことなのかもしれない。

感心している場合じゃないけどね。

原発について
負けちゃいかんと思う
不穏だ。不穏、不穏というけれど、本当に不穏だ。

東北は壊滅的なダメージを負った。どうかご無事で、そう祈るしかない。そして、ここ。いつどんな余震が来るのか、想像出来ない。この先何があっても不思議じゃない。この先何かがまだまだ起こりそうな、そんな空気を吸っている俺たち。

東京は皆が皆停止している。朝7時に駅に着いても、人・人・人で溢れかえり、30分に1本の電車がやってきては、確実に膨張しているんじゃなかろうかという乗車率500%の車両につめつめで入る。計画停電というやつだ。うーうーいいながら、ようやく東京に着く。これを4月までやるというのか。本気か。本当に本気か。

3号機が水素爆発したニュースが、支店に置かれたテレビから流れる。プルトニウムを積んだ中身が破裂したら、と思うとゾッとする。すでにメルトダウンが起きているというじゃないか。
報道をみるぐらいならこっちを読んでください

なのに、誰もが普通に仕事をする。余震でふにゃふにゃ揺れるビルの中で働く。それが東京。背筋が凍るような中で、鳴り響く地震予報メールの音に怯える。明日はどっちだ。







ちなみに今日はホワイトデー。ちゃんとお返ししましょう
首都が大揺れになる6時間前の風景
お客さん、どちらまで?

はい、トウハト?ナガトミチョウ?ナガトミチョウ?ああ、カミトミチョウ!はいはい。東ハトね。
分かりました。いや、あんまりにも懐かしくてね。懐かしいね、東ハト。

私もね、還暦過ぎて、昔、西荻窪で働いてまして引退しまして今タクシーの運転手してるんですけどね、ええ、そうです、サラリーマンしてましてね、今じゃ、この所沢でゆっくりしてましてね、都内って忙しいでしょ、バタバタして。こっちのほうがゆっくりできてね。そうそう。所沢からお客さん乗ったけど、本当は、新所沢のね、新所沢の南口と東口があって東口の方から乗るとね、1,000円違うから。もう今回はこれでいいですけどね、本当は新所沢の東口が正解ね。そうそう、今度は新所沢から乗ってくださいね。結構、遠いからね。え?だいたい、混んでなかったら、こっちからだと15分ぐらいかな。混んでなかったらね。

もうね、お客さん、まだ若いんだから、この不況にも負けずにね、頑張ってもらいたいですね。
え?東所沢から東ハトまで歩いていったって!?本当に!?本当に!??えええ。うそお。それは凄いね。いやいや、アホじゃないですよ。凄いですね。凄く遠いじゃないですか。実際に歩いたほうが道覚えれると。一度歩いてから今度はタクシーに乗ったと。懲りたと。そら1時間じゃ着かないでしょ。お客さんにも謝ってアポ延ばしたと。凄いね。お客さん、面白いわ。お客さん、ずっと東京ですか?え?大阪!?大阪の人は自己主張強いよお。もう、粘り腰というかね。もう、不況に負けてほしくないね。

でも、お客さん、お客さん若いけどさ、ご両親はまだいらっしゃるの?あ、そう!?親だけは大事にしてね。ほんと。もう、親は大事だから。もうちゃんとね。して。そう。ところで、お客さんは結婚・・・・してる!やっぱりしてるんですか。そらね、もう、してる人じゃないとね、生活かかってるから、重いというかね。そうじゃないと、耳から耳だからね。じゃあ、奥さんも大事にしないとね。親は大事にしてね。で、二番目に奥さんね。ほんと。

さあ、お客さん。着きましたよ。はい¥2240ね。はい¥3000だから、700・・・60万円ね。え?大阪のおばちゃんみたいだって。いやいやいや。いやあ、よかった。ほんと、覚えておいてくださいね。この顔。またどこかで会いましょうね。ほんと。もう、いい話が出来たよ。ほんと。もう、ありがとうね。ありがとうの言葉が大阪ぽくていいね。ほんと。そうそう、もうね、お客さん、ほんと最後だからいうけど、親は大事にしないと。親は本当に大事にしてね。もう、親があっての自分だからね。そう、不況に負けないで頑張ってね。もう御願いよ。頼んだから。あと、最後の最後だけどさ、これ。この新聞、もっていって。池田先生が載ってるから。
オランダの風景
オランダ人と毎日絡んでいる。

なぜなら、奴等は俺のサプライヤー、メーカーだから。飯の種を作ってる連中。ゆえに、彼等をうまくたしなめながら、叱責しながら、追及しながら、馬鹿にされながら、うまいこと仕事をやっていかなきゃいかん関係。もちろん、奴等もまた、ただの人間。国民性でひとくくりは本来できない。ある奴はまじめ、ある奴はおふざけ。そんなものだ。そんなものだけど、やっぱり「ならでは」というものは確実にあると思う。

そんな関係の中、さ来週、彼等を訪問することになった。乗り込むというわけだ。

オランダといえば、チューリップか、マリファナか、ヨハン・クライフか、フェルメールぐらい。日本でいえば、桜か、痴漢か、長嶋茂雄か、北斎ぐらいといってるようなものか。彼らのメンタリティをまるで理解していない。これでは、乗り込んでいく、その玄関で切られるようなもの。せいぜい、国民の特徴が出るサッカーのナショナルチームスタイルから、①たぶん攻撃的②たぶん個人主義③たぶんデカイ。もっと手っ取り早く彼等を理解する方法はないか。言語、表現、思想。それらを全て網羅しているもの。ことわざだ。そう、昔の人はよくいったというやつだ。調べてみる。

はーすたは すぷっど いす ぜるでん ぐふっど)
=急ぐと めったにいい事がない。
>まわれよりも、はっきりしてるね。まわるなと。いいことなんかないんやぞと。

あうで りーふで るすとぅ にっと
=古い愛情はさびない。
>思い出は美化されるからね。

あるす で かっと ふぁん はうす いす だんすん で まうずん おぷ たーふぉる
=猫が家にいないとねずみがテーブルの上でダンスする。
>居ぬ間だね、居ぬ間。日本は洗濯、ダッチはダンス。この違いやね。

で かっと おぷ へっと すぺっく びんでん
=猫にベーコン
>猫に鰯、盗人に鍵。塩分高いね。

で かっと いん へっと どんこる くないぷん
=猫を暗闇ではさむ(いじめる)
>影で悪い事をする、偽善者。また来た、猫シリーズ。暗躍やね。悪い奴ほどよく眠る、という感じか。関係ないけど、オランダの猫もデカイんかな。

ほーほ ぼーむん ヴぁんぐん ヴぇーる ういんどぅ
=高い木は風を沢山受ける。
>日本は杭で、ダッチは木。フィジカルサイズがきちんと反映させてるね。嬉しいね。

すてぃる わーたるん へぶん でぃーぷぐろんでん
=動きが無い水の底は深い。
>深いね、この言葉は。深い。そういったら深いみたい。

で くりーれん まーくん で まん
=衣装が人を作る
>どんな衣装着るんやろ

おーすと うぇすと たうしゅ べすと
=東、西、自分ん家 一番
>住めば都?
ルーク生誕3周年記念祭
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3月4日でうちのルークは3歳だ。盛大に祝った。妻は吉祥寺のハーモニカ横丁でペット専門ケーキ屋で犬猫しか食えないケーキを買ってきた。さらに、おもちゃとおやつのセットまで買ってきた。俺は、ルークをリスペクトしているという態度を示そうと、ルークの風貌に似たお稲荷さんを最寄り駅で買ってこようかなと思った。せっかくのムードを台無しにする気かと、妻にグーでお稲荷さんを叩き潰されるような気がしたので、直前でやめといた。きっとそれで正しかったと気がする。

ルーク、おまえはもう3歳か。そうか。ひとつ、これを機会に、俺の後頭部を舐めて腕につかまって腰を振るのはやめてくれたら俺は嬉しいんだけどね。あと、給料明細を咥えて走り去るのも、リアルに何かを暗示してるようで、やめてくれたら嬉しい。
こんな時代になりましたか
大変な時代になった、そう思わないか。

インテルに日本人のサイドバックがいて、しかも得点まで取った。これは物凄いことだ。中田がローマでユベントスに喰らわしたミドル以上の衝撃だ。フェイエノールトで19歳のルーキーがデビューし、得点した。これも大概凄いことなんだが、それぐらいでは驚かなくなってしまった。日本人の閾値はどんどん上がっている。驚かない。それはすばらしいこと。驚かないことがすばらしい。すばらしいプレーであることは分かっているし、すばらしいプレーヤーであることも変わらない。しかし、そもそも、そんなことが起こってしまうことに皆驚いていたものだ。一昔前はワールドカップに出ることが夢のまた夢。昔はワールドクラスのチームと対戦できるのが夢。そして、ワールドクラスのチームで点を取ることが夢。それもまた達成されし今、チームの中心になっていくことが当たり前になる時代がやってくるかもしれない。なにより、こうしたものを当たり前のように見て育っていく子供たちが描く未来は、当たり前のようにワールドカップを競う国かもしれない。そうであってほしい。

とにかく、インテルにとっては、どうでもいい1点。
しかし、東洋の小さな島国にとっては、どうにかオカシクなってしまいそうな1点。

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Saturday Football
乃木坂駅の階段を上がる。
歩道橋の日陰に入る。いつもそうだった。
下るように歩き、そのまま信号を渡る。緑がみえる。
みえてくるあの場所。青山公園だ。

西麻布につながる道。左手に六本木ヒルズ。
されど、目前に広がるは、乱雑で吹きさらしの、小さいくせに存在感のある空間。
だからいい。それでいい。何も変わらなくていい。

6年前、冬の朝早くに来ては、いろいろと考えた練習をしたり、ボールを追いかけたりしていた。そんなノスタルジーに浸りながら独り柔軟体操をしていると、FCディベルティードの現キャプテンが小走りに近づいてきた。遅刻だ。俺が遅れておまえが独り寂しく柔軟して誰も来ないんじゃないかと不安にならないように、遅れそうなところを走って最寄り駅に着いたのに、おまえは一体なんだそれは。でもな、それよりももっと重要なことがある。今日の練習、俺とお前だけだ。

しょうがないでつねー

だから俺たち二人はボールをパスしながら走り出す。妙な満足感が走る。部活のようじゃないか。砂地、ボール、冷たい風。あとは二人で延々とトラップやコントロールの練習。それが妙に心地よい。なんで、みんな、こんな楽しいのにこないんかね、そう思いながら蹴る。広場のメインでは学生が7対7のミニサッカーをしている。寄せてほしいけど、入りたくない。どうして複雑になるのか、それは分からない。隅で子供と大人のサッカー教室が厳かに開かれている。昔と変わらない風景。疲れで麻痺してきたから練習を終え、着替える。その頃には、どこぞのラグビーサークルも練習しだして、小さい広場は老若にゃんにょのアスリートで目白押し。そして、現キャプテンと二人でデニーズへ向かう。それも変わらない風景。
客を待つ風景

お客さんを訪問した。玄関に入った。
広い商談室がある空間。誰もいない。

手前の内線電話を取り上げ、ヒョヒョイと担当者に連絡を入れ、
待つことにしようと、受話器を下ろして後ろを向くと、
真後ろに赤いジャンパーを着たベン・ジョンソンに似た黒人が立っていた。
俺はベンを見た。ベンも俺を見た。無言だった。

なんで、こんなところにベン・ジョンソンがいるんだ。
そんな思いが胸から消えないまま、担当者を待つ。
誰もいない空間、二人。珍妙なる静寂。
ジョンソンは何目的なんだろうか。
面接?唐突過ぎやしないか、いくらなんでも。
そこへ客先の係員がやってきて「面接の方、もうしばらくお待ち下さい」
面接かい!何作るんやろうか。パイ生地?いやブルーカラーと
決め付けるのはおかしいだろう。ホワイトカラーでデータベース作成とか。
でも、ジャンパー赤いしなあ。

まだ続く珍妙なる静寂。
早く担当者来ないかなと思っていたら、「どうぞ面接の方、お待たせしました」
ジョンソンと小さい日本人のオッサンがすぐそばの会議室に消えていった。
彼が無事採用されていることを祈っていると、そっと静かに屁が出た。
コーヒーブレイクの風景
缶コーヒーが切れたので、エレベーターに乗り、地下1階のコンビニに行く。帰りの小さい白髪のオッサンとすれ違う。どっかでみたことあるなあ、と思ったら、前の日銀総裁だった。普通のじじーだったので、拍子抜けした。
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