無料ホームページ ブログ(blog)
mi1011.net 20090605
mi1011.net
または私は如何にして心配するのを止めて人生を・愛する・ようになったか
200905<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>200907
芦屋更級(南船場)
おじーはんおばーはんは反則である。

いや、何の話かというと、飯屋。飯屋におじーはんおばーはんがそこにいて切り盛りされるだけで、
なんか負けた気がする。戦う前から、口にする前から、ご馳走様という前から、白旗で顔を隠してしまう。

なんというか、彼らには自意識がない。

うまいもん作った俺は凄いやろとか、うまいもん食えるのはアタシのおかげよという妙な心のショルダーチャージがない。欲がない。先が短いからか。オーダーが来た、出来た、お金もらった、という、一連のビジネスモデルに濁りがない。出てくる作品は手が抜かれていない。まるで生きたハイテク工場ロボ。長年の経験と知恵がよどみなく欲もなく体が覚えるままに精巧な技術でもって形作られていく。だから、買い手のこちらの期待を裏切らない。こちらも力むことはないし、素直に片意地張らず実直に飯を食える。そう、飯を食うために食う。それでいいのだ。

さて、そんな、おじーおばーの代表格といえば、愛すべき更級。俺たちの更科だ。

なんちゅーても、ここの巻焼き(=出汁巻)は旨い。一見簡単そうな仕事にこそ、ものごとの本質がある。醤油をサラッと垂らして刻んだ紅しょうがと合わせてホクホクのタマゴを摘む、その感覚。幸せを感じない奴なんているのか。

うどんの出汁も甘くて旨い。ザ・大阪の味。冬場になると、ここで底の浅い鍋焼きをハフハフいいもって食らうのが定番。

キャパも全然ないし、狭いし、暗いし、大正時代なんかと疑うほど古いレジやし、おじやうどんの方が客多いし、値段も割と取るんやけど、それでも、俺たちの更科は輝き続ける。

200906041237000.jpg
写真:更科バリューセット(勝手に命名)¥950
左が巻焼き、右がきつねとじ蕎麦。見よ!この金色(コンジキ)の座布団を!

200906041246000.jpg
大阪府大阪市中央区南船場3丁目3-22
TEL 06-6251-1763
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved