大学受験で浪人してた頃、いっつも音楽を聴きながら歩いていた。
そうでもしないと、風景に色が付かないからだ。
生きてる気がしなかったからだ。
いつも付けていた色は、ありとあらゆるジャンルの洋楽と、ARB、
そしてRCサクセション。
中でも、「シングル・マン」と「ラプソディ」はかけがえのない色そのものだった。
そう、みんな、清志郎に背中を押してもらって前に進もうとしたんだ。
だから
バンドマン歌ってよ
歌ってよ バンドマン
ぼくとあの娘のためにさ
バンドマン歌ってよ
歌ってよ バンドマン 今夜この店で
バンドマン 歌ってよ バンドマン
今夜もまた
ふたりのためのラプソディー