『宮本から君へ』が好きだ。
新井英樹のモーニング(講談社)デビュー作の漫画で、文具サラリーマン・宮本の生き様を描いている。
学生時代に読んだ頃は、単に感想は『暑苦しい』だけだった。社会に出ている今、学生の頃のその『暑苦しい』という言葉は、単に実は『熱苦しい』で、今こそ『熱い』が『暑い』といえる、しかも、『苦しい』ことに同調できる。要するに、『気にはなってたけど今になって物凄くフィットしてて、フィットし過ぎてベタベタして気持ちが悪い』という感覚だ。
つまり、リアルだ。リアルという言葉を書くことほど、静かな違和感が反射波のようにやってくるわけなんだが、おかまいなく、形もなく、宮本が『君』へ繰り出すメッセージは心にごりごりごりごり来る。驚くべきことに今でも殴ってくる。読んで6年経った今でもだ。文具のコンペのくだりなんか、たまらんし、恋人出来てからのくだりは、窒息しそうな気分にさせる。溝に己の死体をぶちこむ覚悟で生きよということかね。しかし。
とにもかくにもすべての若き労働者へ。
『課長島耕作』読むなら、絶版だけど探してでもこれを読破すべしといいたい。絶対面白いから。
新井英樹のモーニング(講談社)デビュー作の漫画で、文具サラリーマン・宮本の生き様を描いている。
学生時代に読んだ頃は、単に感想は『暑苦しい』だけだった。社会に出ている今、学生の頃のその『暑苦しい』という言葉は、単に実は『熱苦しい』で、今こそ『熱い』が『暑い』といえる、しかも、『苦しい』ことに同調できる。要するに、『気にはなってたけど今になって物凄くフィットしてて、フィットし過ぎてベタベタして気持ちが悪い』という感覚だ。
つまり、リアルだ。リアルという言葉を書くことほど、静かな違和感が反射波のようにやってくるわけなんだが、おかまいなく、形もなく、宮本が『君』へ繰り出すメッセージは心にごりごりごりごり来る。驚くべきことに今でも殴ってくる。読んで6年経った今でもだ。文具のコンペのくだりなんか、たまらんし、恋人出来てからのくだりは、窒息しそうな気分にさせる。溝に己の死体をぶちこむ覚悟で生きよということかね。しかし。
とにもかくにもすべての若き労働者へ。
『課長島耕作』読むなら、絶版だけど探してでもこれを読破すべしといいたい。絶対面白いから。
| ホーム |

