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mi1011.net 20071201
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を・愛する・ようになったか
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嵐な嵐山
妻と嵐山に行った。

曇り空が見えるも、向こうの彼方には光が差しているので、なんとかなる(そしてなんともならない)の気持ちで降り立つ。駅前の紅葉がすでに錆びた赤で寂れた印象を否応なく観光する者に植えつけさせるも、出店の存在でやや救われた気分に浄化される。

着物姿の妻と、一歩間違えれば否間違えなくても犯罪予備軍の風貌である小生。外からはどのように映るのかと、ややもするとあいつヒモだな。と思われてるのかと、内心ビクビクしつつ、しかしながら、昨日の夜に食べた激辛カレーのカプサイシンが大腸辺りでヘビメタライブ開催で観衆が皆ヘッドノッキングを繰り返す訳で、眉間にも皺が寄るのはいたしかたない。俺はヒモじゃない。ただ腹が猛烈に痛いんだと、叫びたかった。頼むからそんなに頭振らないでくれと。

腹が減っては戦は出来ぬし、紅葉の色彩を楽しめぬ訳なので、徒歩開始10分程で小さな茶屋でチャーシュー麺を喰らう。なんで京まで上ってチャーシュー麺かと問われても、それは当の本人もわからない選択だ。神が勝手に選んだとしかいえない。それほどに、思考は停止。それほどに、腹のライブはクライマックス。

店を出る頃、ライブもMCに入る。渡月橋の人だかりを目撃し、即、方向転換して逆サイドを散歩する二人。このへんの価値観の一致は嬉しいところだ。なんやかんや考えたが、結局渡月橋を渡らないとあっちに行けないことが判明したので、いやいや、時には堂々と車道を闊歩し、向こう岸に到着。紅葉を楽しもうじゃないか、がテーマなので、山に向かう方向を選ぶ。吉兆を見つける。喜んで写真撮影。そのままの流れで川で止まっているカモメ(らしき)の一列を撮るアングルに悩む俺。ふと、妻を捜すと、ラオスからの観光客に『いっしょに写真に入って下さい』と勧誘されている。で、きっちり写真に入ってる。ほっとく。おそらく1週間後に、ラオスの観光客は適当な感じで話を膨らましているだろうから、それなりに覚悟しておくようにと、のち、妻には伝えておく。

ぐるぐると歩いて、ライブもいよいよアンコール。その頃には、空は黒く色づき、小雨は振り、出店のPOPが映画のように激しくなびいているのを見るにつけ、一目散で退散することで合意。当然ながら、そんなことを考えるのは皆同じなので、駅はごった返し、あれよあれよと電車で寝ている間に家に着く。

なんとも、妙な時間であった。
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