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mi1011.net 20071117
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を・愛する・ようになったか
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トゥモロー・ワールド (2006/米)
この映画はタイトルで損をしている。しかし、観た後では、これでも良かったのかもしれないとも思う。

SF映画のクライマックスで泣きそうになってしまった。SFで、である。絶望の中に文字通り一筋の光。その絶望は圧倒的に醜く濃く、その光は僅かで非力であるほど美しく、そのコントラストの幅が長ければ長いほど、両者の差異が浮かび上がる。

SFでありながら、限りなくこれからの時代を暗示するかのような現実感。あれだけCG多用の現代の映画を体験してきたにもかかわらず、え、これどうやって撮ったの?さっぱりわからん』という初期のCGショックのような撮影。華があるとはいえない一方、余計なモノを付着させなかったおかげで等身大に投影できる主人公たち。シンプルでありながら複雑にも感じられ、それでいて力強いストーリー。このためだけにやってきたようなクライマックスと、絵になるラストシーン。

予備知識無しで今すぐレンタル屋に走って借りてほしい映画。間違いなく現時点で今年観た中で一番だ。何故か。それは、この映画が描き出す『命』『世界』『希望』が、今を生きる自分にあまりにも突き刺さり、一方でそうした御託を語らせない、汚れていようと猛烈に興奮させる何かが、確実にそこにあるからだ。

Children of Men
製作総指揮 アーミアン・バーンスタイン / トーマス・A・ブリス
製作 マーク・エイブラハム / エリック・ニューマン 他
監督 アルフォンソ・キュアロン
脚本 アルフォンソ・キュアロン / ティモシー・J・セクストン
原作 P・D・ジェイムズ
撮影 エマニュエル・ルベツキー
美術 ジム・クレイ / ジェフリー・カークランド
音楽 ジョン・タヴナー
衣装 ジェニー・テミム
出演 クライヴ・オーウェン / ジュリアン・ムーア / マイケル・ケイン 他
粗筋 西暦2027年、この世界にはもう18年以上も子供が誕生していない。
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