土曜日。
体育館に着いた。何度となく訪れたこの場所。FCディヴェルティードのメンバーと会った。見たことがない人もいるなあ。と思っていたら、今日が初めてらしい。少し安堵した。とはいえ、経験者が確実に増え、内容も格段に上がっている。しかし練習の出席率は反比例し、キャプテンの心中も複雑だろう。
ひさしぶりにASGのメンバーと会った。何も変わっていない。むしろ、メンバーがすこし減っている。会いたかったH君は欠席らしい。残念だ。
キャプテンの粋な計らいで、俺は敵チーム(ASG)に組み込まれた。小姑は離れに入れろという訳か。その心意気と気遣いのなさ、良し。
試合は●0−2のオンパレード。内容は、急造チームでここまで守れたんだから上出来だろう。攻撃は急造ゆえに雑。それにしても、ディヴェルティード、おそろしいほど、パスワークが良くなっている。触らせてもらえないほどだ。右→左→前→後→左とカクカクっとダイレクトにつなげてくる。このチームはたしかに強くなっている。ピヴォもエース・テクニシャン型・スペース型・変体型とバラエティに富み、4人(いずれも経験者)がゲームを組み立てる。監督なら、なかなかに楽しめる。新人もセンスが漲っている。ただ、一体感はどうだろうなと勘ぐってしまうあたり、前キャプテンとしての嫉妬があるのだろう。とはいえ、メンバーが『mi1011とやりたかった』といってくれたのは素直に嬉しい。同時に、期待外れなパフォーマンスが恥ずかしい。
日曜日。
大正のホームグランドに着いた。誰もまだいない。独り、ストレッチに励む。今日はYANCHIA FCに移籍して初めての大会だ。
16チームを4ブロックに分けてリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに上がる形式だ。監督の目標は『優勝』。その言葉に若干の戸惑いがあったが、戦意を落とす可能性があると思ったので何も言わなかった。そうだ、まずは上を見ることが大切だ。
メンバーは初めて会う人の方が多い。コンビネーションに不安が残る。
ユニフォームをもらった。希望の番号だ。中学から着けている番号。No.4。嬉しい。

3試合を終わった。結果、0勝2敗1分。
初戦。0−0で折り返し、後半に初出場。底に位置するも、攻撃の意識と守備の責任で思うようなプレーが出来ない。中途半端な位置取りで裏を取られカウンターで失点を重ねる。パスなのにドリブルを選択するシーンが目に映る。意識が統一されていない証明となった。
二戦目。前半に出場。底に位置。最初はいい攻撃が出来そうかなと思いきや、これまた中盤からカウンターをまた喰らう。外からは『まったく走れていない』と指摘される。その通りだろう。足も魂も躍動していない。ただ、確実に初戦よりも攻撃のきっかけが作り出されようとしているので、悲観はしていなかった。とはいえ、メンバーの間には2敗のショックによる失望感と怒りで冷静に試合を見れていない気がする。少し、ナイーブだ。
三戦目。もはや予選敗退は確定している。監督とメンバーに底の位置から、右サイドにしてほしいと懇願、通る。好きなようにやっていいかと問うと、かまわないと。思い切り走った。もう、馬鹿みたいに声を出して自分のやりたいプレーを目指した。そのためにメンバーにも走りながら指示し、思う通りにパスをくれる。理想が描けている。おかげでシュートを何発も打ったが、ほんの少し精度がなかった。とはいえ、味方が得点。後半を折り返すも、スタミナ切れでM田君と交代。M田君もしんどいはずだ。最後の最後でまた俺と交代。ピッチ内はやや混乱し、カウンターで同点にされる。そのまま終了。相手はすでに2勝しているチーム。余裕もあっただろうが、先の2試合よりも歯ごたえはあった。そのチームにここまで出来るのだから、やはりこのチームにはポテンシャルはある。
くやしさもあるけど、最後の試合でほんの少し光が差したことで、皆、明るくなった。しかし、先の2試合の教訓を決して忘れてはいけない。
これからだ。これから始まるんだ。始めなきゃいけないんだ。
体育館に着いた。何度となく訪れたこの場所。FCディヴェルティードのメンバーと会った。見たことがない人もいるなあ。と思っていたら、今日が初めてらしい。少し安堵した。とはいえ、経験者が確実に増え、内容も格段に上がっている。しかし練習の出席率は反比例し、キャプテンの心中も複雑だろう。
ひさしぶりにASGのメンバーと会った。何も変わっていない。むしろ、メンバーがすこし減っている。会いたかったH君は欠席らしい。残念だ。
キャプテンの粋な計らいで、俺は敵チーム(ASG)に組み込まれた。小姑は離れに入れろという訳か。その心意気と気遣いのなさ、良し。
試合は●0−2のオンパレード。内容は、急造チームでここまで守れたんだから上出来だろう。攻撃は急造ゆえに雑。それにしても、ディヴェルティード、おそろしいほど、パスワークが良くなっている。触らせてもらえないほどだ。右→左→前→後→左とカクカクっとダイレクトにつなげてくる。このチームはたしかに強くなっている。ピヴォもエース・テクニシャン型・スペース型・変体型とバラエティに富み、4人(いずれも経験者)がゲームを組み立てる。監督なら、なかなかに楽しめる。新人もセンスが漲っている。ただ、一体感はどうだろうなと勘ぐってしまうあたり、前キャプテンとしての嫉妬があるのだろう。とはいえ、メンバーが『mi1011とやりたかった』といってくれたのは素直に嬉しい。同時に、期待外れなパフォーマンスが恥ずかしい。
日曜日。
大正のホームグランドに着いた。誰もまだいない。独り、ストレッチに励む。今日はYANCHIA FCに移籍して初めての大会だ。
16チームを4ブロックに分けてリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに上がる形式だ。監督の目標は『優勝』。その言葉に若干の戸惑いがあったが、戦意を落とす可能性があると思ったので何も言わなかった。そうだ、まずは上を見ることが大切だ。
メンバーは初めて会う人の方が多い。コンビネーションに不安が残る。
ユニフォームをもらった。希望の番号だ。中学から着けている番号。No.4。嬉しい。

3試合を終わった。結果、0勝2敗1分。
初戦。0−0で折り返し、後半に初出場。底に位置するも、攻撃の意識と守備の責任で思うようなプレーが出来ない。中途半端な位置取りで裏を取られカウンターで失点を重ねる。パスなのにドリブルを選択するシーンが目に映る。意識が統一されていない証明となった。
二戦目。前半に出場。底に位置。最初はいい攻撃が出来そうかなと思いきや、これまた中盤からカウンターをまた喰らう。外からは『まったく走れていない』と指摘される。その通りだろう。足も魂も躍動していない。ただ、確実に初戦よりも攻撃のきっかけが作り出されようとしているので、悲観はしていなかった。とはいえ、メンバーの間には2敗のショックによる失望感と怒りで冷静に試合を見れていない気がする。少し、ナイーブだ。
三戦目。もはや予選敗退は確定している。監督とメンバーに底の位置から、右サイドにしてほしいと懇願、通る。好きなようにやっていいかと問うと、かまわないと。思い切り走った。もう、馬鹿みたいに声を出して自分のやりたいプレーを目指した。そのためにメンバーにも走りながら指示し、思う通りにパスをくれる。理想が描けている。おかげでシュートを何発も打ったが、ほんの少し精度がなかった。とはいえ、味方が得点。後半を折り返すも、スタミナ切れでM田君と交代。M田君もしんどいはずだ。最後の最後でまた俺と交代。ピッチ内はやや混乱し、カウンターで同点にされる。そのまま終了。相手はすでに2勝しているチーム。余裕もあっただろうが、先の2試合よりも歯ごたえはあった。そのチームにここまで出来るのだから、やはりこのチームにはポテンシャルはある。
くやしさもあるけど、最後の試合でほんの少し光が差したことで、皆、明るくなった。しかし、先の2試合の教訓を決して忘れてはいけない。
これからだ。これから始まるんだ。始めなきゃいけないんだ。
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