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mi1011.net 20061030
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を・愛する・ようになったか
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ラスボスの風景
気がつくと、僕は朝8時に大阪の本社にいました。誰もいない狭い会議室。PCでも開きながら、時間潰しをしていると、彼はやってきました。

その名は、最後の敵。ラスボスでございます。

我が社の4割を占める部署を統括し、30代にして取締役にまで上り詰めた男。一度、二人で6時間ほど喋りましたが、『仮面をかぶっているな』という印象。ご本人にも『演じてますね。』と指摘しましたが、なかなかに頭が切れる。数字にも強い。

彼が言います。『さて、話したいことをもう一回いってみてくれ』

発端は、前々日に後輩S君が僕に『もう、この会社はこれからどうするんか、全然説明しないですよね。なのに、あれせーこれせーって。目標達成してもボーナス増えないという噂もありますし。もうやめようかな』と愚痴ってたので、それをそのまま大阪のボスに僕の意見としてぶつけ、挙句に『俺は奴隷ちゃうんじゃ。納得させなかったら、やめるからな』と軽く脅したら、ラスボスが登場した訳です。ラスボスは2年前からわが部署の最終ボスにもなりました。まさに全権掌握に向けてまっしぐら。

『来期以降のビジョンを教えてください。次に東京のマンパワーの配置を教えてください。3番目に○○社のトラブル状況及び費用・今後について説明してください。最後に、下方修正した目標を達成した場合の報酬を教えてください』

笑顔で砕けた言葉を使うラスボスですが、用意してたかのような数字の羅列を始めます。数字は数字に過ぎませんが、こうも温度を感じない数字も珍しい。まあ、それが仕事でしょうが、それにしてもよく覚えてるなあ、ってPC画面見ながら喋ってるけど書いてるのかな。ところが、だんだん、話がそれ、おまえらのチームはもっと営業にまわれとか、残業代申請するなとか、貿易や営業の勉強しろとか、ダメ出しオンパレード。さすがにちょっとむかついてきたので、『貿易の知識は必要としていませんでした。ただ、業界の学問を学び、オーソリティになれといわれてきましたので、それをやってきましたよ』というと、(そんなの楽勝やろ)といわんばかりに、言い返す始末。うん、腹立ちましたよ。

『それは特に目新しくないですね。』
僕の言葉を最後に、二人だけの会議は終了。皆が待つ本会議部屋に遅れて二人で入ります。そこでも、ラスボスはプレゼンファイルを駆使して、先程聞いてた話を再生してます。

*考え方X努力X能力=発揮能力(考え方=強制:1、納得:1.7、参加:(1.7)2)
*営業結果=営業量X営業能力
*営業量(客先との交渉案件数)=営業時間-(意識的怠慢時間+結果的怠慢時間)
*営業能力=営業知識量X営業センス力Xグランドデザイン力

空港の待合30分で作ったプレゼンだそうで、ランカスター理論がどうだの、熱弁を振るっておりました。ただ、翌日に上記は『御社の営業がダメな理由』から抜粋していることは判明しました。それなりの経験があるならご自分の言葉で語ってほしかったですね。

最後に話して感じたことは、以下の通りです。

・ソフトな口調だが、ちょっとつつくと猛烈に反発する。気が張ってるのか、舐められてたまるかと思ってるのか、とにかく受け入れる気はさらさらないみたい。

・基本的に人を信じてない。まあ、トップの条件としては非情さは必要だけど、それだけじゃきつい。

・数字をやたらに出してくる。逆に言えば、これしかない。どうも、用意周到な印象。こういう相手には対抗できる数字を出すしかない。記憶力はさすが。

・自部署の論理しかない。物事を多角的にみてない。

誰かが辞めるといってもまったく止めないところも、部下を「いつでも代えは可能」と思ってる様子です。会社は人材が命なんですが、消耗品として見てる様子。「いやならやめろ」というとこだが、これはこれで正しいです。正しいが、非情さが全面に出てて、下の人間からしたら信用は出来ない。だったら、それを前に出して、後から情けを出したら皆も納得してついてくるんだろうけど、今の状態では、「俺がブレイン、おまえらは足だ」をそのままやってて、足がついてこないとブレインもその役割を果たせないんですけどね。管理ガチガチは必然です。

とはいえ、そんなゆうほど、やりあった気はしてません。むしろ、僕の負けともいえるでしょう。その方も、『mi1011なんて楽勝!』と思ってるでしょう。うしゃしゃしゃ 

こんな感じでした。もう少しでプロファイリング完了しそうです。
わくわくしてまいりました。必ずぶっつぶしてやる。
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