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mi1011.net2006年07月
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または私は如何にして心配するのを止めて人生を愛するようになったか
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敵かな?味方かな?の風景
大阪にて、取扱いメーカーと勉強会でのこと。会も終盤に来て、『そのメーカーからの(我が社への)要望』コーナーになった。

メーカーの担当者から、『もうちょっと早く注文書を発行して頂けますか。』ときた。

自分にも思い当たるところあり、そうだなと思っていました。担当者も、『まあ、営業の方々ですし、当然お客様の事情との兼ね合いも十分わかっておりますが、出来ればもう少し早く頂けたら助かりますねえ』
そう、お客と金額交渉中でも案件を走らせなきゃいけない場合もあるだろうし、お客の購買がなかなか注文書を発行してこないおかげでタイムラグが生まれることもある。彼も分かった上でのお願いです。

そうやな、俺たちももっとちゃんとしないとな、と口々に出ていたその矢先。

うちの東京ボス(彼も一応営業)が本日初めての発言。

『こいつらが注文書送ってこないなら、もう何も対応しなきゃいいんですよ!』

え、えええええ
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リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004/米)~The Assassination of Richard Nixon~
セールスマンが主人公です。演じるのはショーン・ペン。
このミスマッチに見える配役が、見事です。

『客を騙してまで利益を取れない』彼はあまりにも真っ直ぐだった。その真っ直ぐさは、やがて、家族から、友人から、会社から、他者から、彼を遠のけていく。社会が悪いのか、真っ直ぐ過ぎる彼が悪いのか、たまたまタイミングが悪かったのか。

空港で彼が夢遊病者のように眼を閉じるシーン。世界は緩やかに動くけど、自分は動いていない。何が間違っていたのかわからない、自分がどこにいるのか誰なのか、そもそもこれは何なのか、それすらわからなくなる一瞬。無音。すべてを見つめてきたが、その眼は本当に動いていたのか。そこに、猛烈に共感してしまった。

多過ぎるのも問題ですが、少な過ぎるのも問題なんです、
人間にとって、逃げ場所は。

湿気た映画が嫌いな人には不向き。行き詰ったことがある方必見。
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製作:アルフォンソ・キュアロン / ホルヘ・ベルガラ
監督:ニルス・ミューラー
脚本:ニルス・ミューラー / ケヴィン・ケネディ
撮影:エマニュエル・ルベツキー
美術:レスター・コーエン
音楽:スティーヴン・M・スターン
衣装:アジー・ジェラード・ロジャース
出演:ショーン・ペン / ナオミ・ワッツ / ドン・チードル 他
粗筋:事務用家具セールスマンのサム・ビックショーン・ペンは別居中の妻や子供達と再び暮らすことができる日を夢見て働くが。
素晴らしい本は素晴らしい飯に似ている
バーベキュー。生の野菜や肉を焼いてすぐに食うものですよね。
これが実にうまい。あるいは、焼き方の失敗で不味くても納得できる。
何故なら、自分がやっているから。そう、「うまい」も「まずい」も自分がした結果。つまり、『自分の経験』です。

では、読書って何?と考えると、バーベキューではなく、どこかの店にフラっと入って食べる飲食店に似ています。何気なく入ったお店は、何気に本屋で取り上げた本に似ている。うまいうまいと長蛇の列が並んでいる店は、おいしいかどうかわからないけど人気がある。ベストセラー本ですね。

つまり、本とは、経験(あるいは知識)をかじらせてくれるもの。ただし、本当に自分の体に合うのかどうかわからない。栄養になるかもしれないし、不要でウンコになるだけかもしれない。あるいは一瞬だけ通っていくだけのものかもしれない。

いい本との出会いとは、自分にとって(これが一番大事)、ものすごくおいしい物を食べた感触に似ています。そう、ものすごく嬉しいし、味に驚く。

日曜、何気なくとった本はまさにそんな本でした。
『子どもは判ってくれない』(内田樹)文春文庫¥629
著者は神戸女学院文学部教授。同氏のウエブサイトからの抜粋、形態はエッセイです。内容は、「大人の思考と行動」とはどういうものかについて、若者たちに人類学的なリサーチレポートを提出すること(原文そのまま)、だそうです。つまり、大人って何?子どもって何?ということを、親しみやすいな導入から、難しい話になったり、ごちゃごちゃしたり。という本です。

過去、バイブルは2つだけでした。
『自分を作るための読書術』(勢古浩爾:ちくま新書)と『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦:集英社)。この2つには人生にとって大切なことがすべて書かれている気がしていました(今でも)。

ただ、自分は齢今年34。バイブルと経験則にしたがって動いてきました。時には強引に、時には自滅的に。時には確信的に、自説に違和感を感じながらも。そう、その違和感。理屈や感情では間違ってないと思っているんだけど、何かちょっと違うのかなという感覚。その微量なづれ。

今日、読んだ本はその点において見事でした。今まで自分が感じていた「大人然とした」違和感が見事に消化され、そうか、そうか、そういうことだったのか、と、どんどん進むページを止めれません、楽しくて。そうなんだよ、ほんとそうなんだよ。言葉では表現しにくい違和感はこれだったんだ。感心し続けるわたくし。否、感動と納得。目からウロコが2枚、3枚、4枚と、次から次へ落ちる。

ありがちな考えのようで、違う味。その味を実は一番求めていた。その求めていた味が今、眼の前に突如出現した。何気なく入った店の味に、心底、酔いしれたような気分。ああ、ええもん食ったわ。3番目のバイブルに認定します。

※どんな本かは、以下を参照して、勝手に想像するなり、読んでみるなり、してください。

①あとがきから一部抜粋
~この本に一貫して伏流しているのは、世の中がこれからどうなるのかの予測が立たないときには、何が「正しい」のかを言うことができない、という「不能の覚知」である。~

②目次から一部抜粋
第一章:はじめて大人になる人へ(対話を始めるための条件etc)
第二章:大人の思考法(論理的な人と理屈っぽい人etc)
第三章:大人の作法(友達であり続ける秘訣etc)
第四章:大人の常識(人種という物語の賞味期限etc)
Monday Football~老兵はただ蹴るのみ~
老兵は語らず、ただ去るのみ。
連合国最高司令官マッカーサーの言葉ですね。
そう、老兵は語ってはいけない。

1.5ヶ月ぶりにピッチに帰って来ましたよ。ジダンと同い年のJapanese男子が!京王線の仙川駅降りてタクシーで5分、場所はフットサル世田谷コート。時は午後2時00分。参加メンバーはレギュラー陣5、ちょいちょい参加組2、助っ人組(初参加)3、老兵1。合計11名。さあ、試合するぞ、試合。試合しにきたんやからな!ワシは!鉄砲打つぞ、走るぞ。

と、勇ましき衝動は、キャプテンから練習メニューの説明で一気に急降下。従います。はい。曇っているし涼しいが、凄い湿度です。おかげで、ピッチ中央でコントのようにドッハーっと汗が出ます、ええ、もうドッハーです。ユニフォームびちょびちょです。さらに小雨も降ってくるわ、ひさびさのシュート練習で息が上がるわ。キャプテンからの『はい、5分休憩です』の言葉に、反射的に万歳。マルボロとジュース代を抱えて休憩所に疾走する今年34歳、単身赴任の妻帯者、レッツゴー。

ようやく午後4時半からミニゲーム。よ!待ってました!当然、老兵は助っ人組に組み込まれ、レギュラーチームと対戦です。これを待っていたのだよ。ああ、雑魚をみる眼でみるがいいさ。俺は雑魚さ。雑魚の意地見せつけたる!と片意地張ってたら、ジャンケンで負けていきなりGKの仕事をするはめに。

とはいえ、スーパーグレートGK並みのグレートキャッチング連発(自称)で、気をよくし過ぎてラインを超えてキャッチしたらハンドでして間接FKを与える老兵。でも、相手のミスでここも失点せず。3分後、逆に我が軍が先制。

GKを交代してもらい、ようやくピッチに。よし、さあこい。さああああああああああ、こい。俺の筋肉。俺の情熱。いざ相手陣地に突入!どっからでもかかってこいや、我が子供達よ!と思いきや、誰からもマークされない老兵・・・見くびられたものだな。雨に濡れた緑色のピッチを見つめてみる。

だからぶち込んでやりましたさ、決勝点!決定機3回外したけどな。結果は3-2。レギュラー粉砕じゃ!!強い雨の中、うきうきでシャワーを浴びていい気持ちで帰る老兵。

左膝は負傷しましたが、両脚から血流れてますが、ユニフォームから異臭が放れてますが、

それでも老兵は語らず、ただ蹴るのみ。
仁義なき戦い(1973年 日本)
パロディーの対象になるほどの名作とか有名な映画って、イメージだけ理解したような気がして、実際観た事がないことはありませんか。

『仁義なき戦い』なんか、どうでしょうか。♪テレレー、テレレー
あまりにも有名なテーマ。バラエティで誰かが切れる時に流れる定番。
では、その定番とは一体何か。実際に観ました。

いやあ、面白かった。なんで、菅原文太が菅原文太として認識されているのか、肌で理解できました。なんせ、カッコイイわ。そら、映画館出てきたら、皆、文太になるわ。

映画が始まってすぐに、広島の原爆キノコ雲、どーん。そのバックに、どーーん。赤字で仁義なき戦い。♪テレレー、テレレー。なんなんだ、この濃さは。

次から次へとサブキャラが死に、実録そのままにストーリーが展開し、抗争に次ぐ抗争。そこに仁義はない。だから仁義なき戦い。時代や状況が変わりゆくなか、立場もかわり、仲間の心もかわっていく。特に、かつての仲間の文太に命を狙われたと勘違いして、声を裏返ししてまで命乞いしてしまい、誤解だと知って慌てふためく松方弘樹がいい。弱さや守るべきものが出来ると、人は変わりゆく。昔を懐かしみながらも、今を生きるしかないんだという松方には、妙な寂しさと共感を覚えます。

むしろ、仁義のみを信じ続ける漢、菅原文太が人間離れしているのかもしれない。だからこそ、皆、文太に焦がれるのでしょうか。また、かっこ悪さ全開で、部下の命を屁とも思わない一番の悪党である親分を演じる、金子信雄、最高です。いい!殺したい!!でも親分だから殺せない!!

カメラワークもいちいち、カッコイイ。もう、お見事ですよ。最後の場面もこれ、どうなんですか。近年、こんなにかっこいいクライマックスは観ていません。そして最後のセリフ、
『山守さん、まだ弾は残っとるがよ。』 

痺れる!憧れる!
部長!俺、明日からヤクザになります!!
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製作:俊藤浩滋 / 日下部五朗
監督:深作欣二
脚本:笠原和夫
原作:飯干晃一
撮影:吉田貞次
美術:鈴木孝俊
音楽:津島利章
出演:菅原文太 / 松方弘樹 / 金子信雄 / 梅宮辰夫 / 田中邦衛 他
粗筋:戦後広島で起きた熾烈なヤクザ抗争を描く東映実録路線第一弾。
8人の女たち~8 femmes~(2002 仏)
仏映画界を代表する女優8名が、『これでもか』『これでもか』と女の恐ろしさ・かわいさを表現してくれるミュージカルタッチな作品。

最初は純粋なドタバタ劇かと思いきや、それで終わらないのがフランス映画でして、フランス映画たらしめる『愛の形』を想像だにしない展開で出てきたりして、ある意味、フランス人が『フランス映画ってこんなんでしょ』という自虐パロディーに変化していく様は、逆にフランス人の懐の深さすら感じます。

作品としても、ほぼ舞台劇なので、8人の女優力と脚本で眼一杯魅せてくれます。それぞれのキャラクターの色が出ていて、色鮮やかでございます。眠くならないフランス映画もまた珍しい。

それにしても、です。証言が嘘八百で、真実が小出しで明らかにされていくのをみていると、まあ、女とは恐ろしい生き物やなと再確認できますな。いや、本当に恐ろしい。『そ、そんな清純な顔してて・・・そ、そんなことしてるの?!え、ええええええ。』と、監督の目論見に見事に嵌ります。だから面白いのかもしれませんが。劇中唯一の男性の心中察するに余りあります。ひどいよな、ほんと。そら死にたくなるわ。あ。自業自得か。

それにしても、エマニュエル・ベアールはエロい。ほんとに。
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製作: オリヴィエ・デルボスク / マルク・ミソニエ
監督: フランソワ・オゾン
脚本: フランソワ・オゾン / マリナ・ド・ヴァン
原作: ロベール・トーマ
撮影: ジャンヌ・ラポワリー
美術:アルノー・ド・モルロン
音楽:クリシュナ・レヴィ
衣装:パスカリーヌ・シャヴァンヌ
出演:ダニエル・ダリュー / カトリーヌ・ドヌーヴ / イザベル・ユペール / エマニュエル・ベアール 他
粗筋:クリスマスイブの朝、大邸宅の家の主が殺された。雪に閉ざされた密室のなかで、そこに居合わせた8人の女たちは互いに疑心暗鬼に。
宴は終わる。それでもサッカーは続く。~ワールドカップドイツ2006閉幕~
イタリアが見事4度目の優勝を飾りました。
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ユーロ2000でドン底に突き落としたトレツェゲがPKを外し、
PK戦で何度も苦汁を飲んできた”イタリアの蒼”が運を掴む。

先制点を献上したマテラッツイが点を入れ、先制のPKを決めた
選手を挑発し、退場させる。

その選手は、かつて、神に最も近いといわれた男。ただ、生粋の『切れ体質』が、まさか現役最後の試合、しかも、よりにもよってワールドカップの決勝という舞台で発揮されるとは誰も想像できなかったはず。

試合前半は、両軍アクセル全開で史上最高の決勝を思わせるものでしたが、さすがに人間でして、後半はクタクタ。さらに延長はグダグダ。グダグダになる原因は点が入らないから。何故、点が入らないのか。それは、両軍共、最高のディフェンスを披露し、最高のオフェンスが2手、3手を繰り出しても、そのさらに先を読んでいくから、一向に決定的場面が作られない(作らせない)。その意味では、世界最高のディフェンスを目の当たりにした次第です。

私的MVPは、カンナバーロ。彼を置いて他に誰がいますかね。
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オフェンスへの読み・スピード・アタック・試合を読む力・リーダーシップ・誇り。身長175cmですよ。つまり、フィジカルとは身長を示さないということです。秀逸は準決勝(対ドイツ)延長後半の2点目の起点となるプレー。放り込まれたボールをヘッドでクリア、即、こぼれ球を猛ダッシュ、敵のトラップした瞬間を狙ってボール奪取・・・。この流れ、延長後半です。なんという体力、そして試合のキーポイントとなる瞬間での集中力。世界最高峰のディフェンス。決勝のPKでの味方を見つめる姿には惚れました。イタリアで女性人気ナンバー1もよくわかる。

ほかにもいます。
点を決めると自軍のベンチに駆け寄り、抱きつくかと思いきや、監督のリッピの首を締めたりして笑かしてくれた、愛すべき狂犬ガットゥーゾ。
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↑優勝直後、なぜかパンツを脱いで喜ぶガットゥーゾ
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↑因縁の監督ヒディンク(前回大会で負かされている)の眼の前で決勝点が入った直後に喜ぶガットゥーゾ

その相棒で、ボランチの重要性を嫌というほど見せ付けた天才ピルロ。寡黙に右サイドの攻撃も守備もこなしたザンブロッタ。片鱗は見せれなかったけど、一瞬の輝きがあったトッティとデル・ピエロ。そして、世界最高のGKブッフォン。他、アズーリの面々は観ていて楽しかった。素晴らしいチームです。

ティラム・サニョル・ギャラス、ビエラ・リベリ。
ル・ブルーもまた、素晴らしいチームであったことは忘れてはいけません。晩節を汚しても、ジダンの功績は消えません。延長前半のヘッドが決まっていれば、彼は神になったかもしれない。それでも、彼は人間であったことが証明された訳で、むしろ、そちらの方が良かったかもしれない。ただ、退場することはないと思いますが。

さあ、宴は終わりました。次は、治安最悪の南アフリカです。100%行くことはないでしょうが、また、新たにサッカーシーンは始まります。
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中田が引退した
稀代のジョカトーレである中田英寿が現役引退を表明しました。

ちょっと驚きました。たしかに、今回のワールドカップで相当に失望しただろうからA代表には出てこないんじゃないかなと思っていましたが、まさか、全部足を洗うとは。

『山梨の韮崎高校に天才がいる。』

サッカーダイジェストにあった小さい記事。あれから、10年以上過ぎてるんですか。『ラ王』で前園の後ろで「♪ゾノ~」っていいながら落ちていったり、ベルマーレで年上のロペスに説教したり、ローマVSユベントスの天王山で存在感を出しまくったり、あれよあれよと言う間に一時代を築くまでに到るとは。嗚呼、懐かしい。オープラスの中田のトレーディングカード、高く売れるかな。

プレーヤーとしては、とにかく倒れない、視野が広い、そして何より、「強豪チームにいる標準的な選手」という印象があります。そう、「標準」。なんというか、ヘンな癖がなさ過ぎる。彼のパスは、彼の愚直さを示すかのようにストレートばかり。カーブを掛けたり、ループを打ったり、「柔らかい」印象は皆無で、常に「速い」・「かなり強い」(※めちゃくちゃは強くない)。おそらく、それは、彼が世界で戦うために最低限必要な要素をむりやり詰め込みたかったのではないでしょうか。「これぐらい出来なかったら、世界で勝てないぞ」。そんなプレーです。楽しんでやっているレベルじゃなく、仕事という感覚でもなく、ある種の使命感・あるいは自己陶酔。だから、僕はあまり彼のプレーは、嫌いじゃないけど好きでもない。(一番好きな日本人選手は”レバノン2000の名波”)

98年フランス大会では、クールに立ち振る舞い理知的な印象を受けましたが、02年日韓大会ではリーダーを意識し、今回は日本の代表としての誇り、つまり根性を意識していたような気がします。報道では、相当に覚悟して大会に臨んだらしいので、その思いは一層強かったでしょう。プレーでは走りまくってましたが、そのおかげで精度は全く悪くなり、実際のゲームでの効果(存在価値)は少なかったですが、その走る姿には何か訴えるものがあったのは事実です。(※その後、実は足の捻挫を隠しながらプレーしていたが判明)面白いですね。プレー面では98年が頂点でどんどん落ちて、メンタル面がどんどん上がっていく、見事な反比例です。おそらく、それは彼が世界と対峙して、何が必要なのかを極めた結果かもしれません。



本来、スポーツ選手の引退の場合、体力もなくなって気力もなくなってやめるパターンが多いのですが、中田の場合、気力がなくなって体力は少し落ちた状態です。もっとやれるのではと誰しも思うところでしょうが、おそらく、愚直さゆえに、何人分もの気力を使い切って「代表としての」サッカー自体に魅力を感じなくなったのではないでしょうか。遊びのサッカーに戻りたい、サッカーがもつ本来の楽しさを求めるようになったのはないでしょうか。

今の子供達が今回の彼のプレーを眼に焼き付けてくれることを祈ってます。技術も大事、根性も大事、考えることも大事。そして、代表のユニフォームを着る限り、誇りが一番大事。それらが90分の中で対戦相手との接触の中で昇華されていく。

彼がピッチを去ることは、一個人の活動停止を意味するだけでなく、
日本サッカーの大きな世代交代。次は誰が出てくるのか、あるいは、個人では出てこないで、チームとして現れるのか。

時代はまわる。
速報)WORLD CUP 2006 GERMANY Quarterfinal
観ました、叫びました、物思いに耽ました。
準々決勝、衝突する闘争心、交錯する愛国心。
いざ、次のステージへ。

1)ドイツ×アルゼンチン
バラックのヤケクソ気味のキックと根性がすべてを物語り、『最後はドイツ。やっぱりドイツ。』復活です。優勝に一番近い。後半、マキシ・ロドリゲスがトドメを刺しておけば、ゲームは終わっていたのに、今大会、初めてといっていい『詰めの甘さ』。キーバーの負傷退場で1枚カードを切らざるを得ない不運が襲いましたが、いやそれでも、アルゼンチンなら勝っていたはず。でも、ゲームを終わらせることができなかった。やがて、大黒柱のリケルメがいなくなってからは、攻撃の糸口見えず。同点にされてからは、勝てる見込みが極端に減少。カンビアッソの涙が心に痛い。君は何も悪くない。運が悪かっただけだ。ただ、マキシ・ロドリゲス、サビオラ、アイマール、メッシ。もっと観たかったなあ。

2)イタリア×ウクライナ
試合は観てませんが、3-0の得点時間帯を確認すると、イタリアらしい老獪さが素晴らしく出てますね。次はドイツ。んーー、2点勝負か。
ガットゥーゾにも注目です。

3)ポルトガル×イングランド
前半だけ観ました。いやあ、いい試合です。どちらかというと、守備が
安定したポルトガルのうまいゲーム運びが印象的。なんでも後半にベッカムとルーニーが欠場&退場になったとか。まだ、ジェラードとランパードがいるはずですが、両雄沈黙。特に世界で5本の指に入るセンターMFのランパードの不振がイングランドには痛かったか。PK戦に突入した時点でポルトガルの勝ちだったかも。なんせ、グローブなしでPK止める
神様リカルドがいるから。それにしても、ブラジル人監督のフェリペによる勝者のメンタリティは凄いな。

4)ブラジル×フランス
セレソン(※ブラジル代表の愛称)がこけるとすれば、ここ(準々決勝)かなと思っていたら、本当にこけてびっくりです。結局、マジェステック4が機能した姿を見ることはなく、むしろ、ダブルボランチのゼロベルトが一番目立ってたような気がします。少なくとも、この試合は本気だったけど、日頃からアクセル踏んでおかないと、どんなにハイスペックなエンジンでもその機能をフルに発揮できないものなのでしょうかね。なんせ、前半枠内シュートゼロですよ。そう、強い『レ・ブルー』(※フランス代表の愛称)が帰って来ました。プティ・デシャンはいないけど、マケレレ・ビエイラがいる。ジョルカエフはいないけど、リベリがいる。なにより、ジダンがいる。あと1試合なのか、2試合なのか、彼の冒険についていこう。フランスはよく守り、よく攻めた。世界最強といわれるセレソンでも全く臆していなかった。『セレソンに勝つ』ことは並大抵のことではないのが世界の常識ですが、ことフランスに限ってはそんなものが通じないような、もっと先をみているような、そんな”気”を感じます。フランス、上に行きますよ、これ。

どの試合も本当にいい試合が多かった。
そして、これでこの大会を去っていく魅力的なチームの、なんと、多いことか。

祭りの後をもうすでに感じます。

追伸:ベスト4直感予想
   ドイツxイタリア:2-1でドイツ。
   ポルトガルxフランス:1-0でフランス。
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