それは、大学3回生の秋、
帰宅して夜10時に自分で作ったミートスパにようやくありつけたところでした。
家は大阪のど田舎・京都に近い山奥です。ふと、電話が鳴りました。電話の主は、その頃つきあってた彼女でした。彼女とは、芝居のサークルで知り合いました。が、その電話の時点では、別れるような状態でした。彼女はちょうど本番が終わって打ち上げだったのでしょう、酔っ払いながら、こういいました。
『いますぐ来てよーーー。今、西北(※兵庫県の西宮北口)にいるからー、話したいのーーーーー』
俺『いや、今、家やし。しかもスパゲティ食ってるし・・・』
そんな会話も意味なく、10分後、車にエンジンかけ、1時間後に待ち合わせの阪急西宮北口の北側改札にある小さい広場に着きました。近隣に車を止め、腹減ったなと思いなが・・・・・・・
ら!!!!!なんか、人が集まってます・・・・・・
というか、うちのサークル連中です。しかも女ばかりです。
奥に見えるベンチに彼女が座ってます。当然、話をしにきた俺は、彼女に近づく訳ですが、結婚式の最後に花を投げるシーンの逆バージョン、彼女を除くサークル連中の白い、眼・眼・眼・・・・・・『おまえ、何しにきてん!!』『おまえ、散々彼女を不幸にして、なにノコノコ現れてるねん!!!』。誰がみても、どう考えても悪意に満ちた視線が刺さります。もう10年以上経ってますが、あの風景は忘れられません。
皆、無言です。白いトンネル、沈黙の世界。
事態を把握した俺は、この瞬間、忘れてなるものかと誓いました。
(実際には、その彼女と話をして、もっと強烈な地獄を垣間見ますが。)
当時の二人の間にあった事象や心理、事実関係を、あの場にいた人間はどれだけ理解していたのでしょうか、って、理解してるわけありません。所詮、相手方の言い分しか知らんわけですし、相手方の表現方法によって、感情の増幅は変化します。気がつくと、
『この、女の敵がああああああああ!!!!!!』
シュプレヒコールでございますよ、男女率3:7の小さな世界で、ですよ・・・・これがどういう意味を示しているか・・・。
いずれにせよ、人を攻撃したり、侮辱したり、批判する、という行為は、よほど覚悟してほしいものですね。
少なくとも、俺の場合は覚悟してます。
攻撃されたことも全て記憶してます。
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